私立中学のオープンスクールに行って見るべきポイントと感じたこと

オープンスクールで見るべきポイント 体験記

子供が小学5年生の段階では、漠然と公立1校と私立1校の中高一貫校の中学受験をしようかなと思っていました。

小学6年生になって初めて私立中学の資料を取り寄せ、私立中学について具体的に調べ始めました。

6月頃になると私立中学でオープンスクールが開催されていましたので、実際に行ってみることにしました。

最初の頃は、オープンスクールは文化祭のようなもので、誰でも行って良いものなのかなと勘違いしていて、予約もせずに行こうとし、当日になって参加できないと気づく失敗をしたりしました。

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オープンスクールで見るべきポイント!

「オープンスクール 見るべきポイント」などとWEBで検索し、事前にチェックポイントを洗い出してから行きました。
 
オープンスクールに参加する前に資料は取り寄せていましたが、実際オープンスクールに参加してみると各私立中学の特色や雰囲気がよくわかります。

施設の綺麗さ、図書館や音楽室、食堂、講堂、体育館などの施設の充実度が目を惹きます。
特に、図書館の充実度は学校によって違いがありました。

中学生用の図書館、高校生用の図書館がある学校では、希望すればどちらの図書館も利用することができるというのも魅力的でした。

各クラスの書道や絵画、掲示板の内容、時間割などもチェックしました。
特に時間割は、入学してからの様子がわかるので、見てみると良いと思います。

また、実際に教鞭を取って下さっている先生方がオープンスクールの対応をされているので、先生がどんな雰囲気でお仕事をされているのかも、親としてはチェックさせてもらいました。

とある学校の先生方は、活気があってすごく楽しそうにお仕事をされていました。
とある学校の先生方は、質実剛健といった感じで着飾ることなく普通の対応でお仕事をされていました。

どっちが良いということはありませんが、私が感じたのは、『働くならば楽しそうに仕事をしている学校が良い、学ぶならば質実剛健の学校が良いな』と感じ、最終的には質実剛健の学校を選びました。

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オープンスクールに行って親が1番感じたこと

学校の雰囲気などをオープンスクールでは感じることができますが、親が1番違いを感じたのは、その学校で学ぶ生徒さんの立ち振る舞いでした。

我が子が最終的に第一志望にした学校の生徒さんは、みなさん明るく「こんにちは」と声を掛けてくれました。
何か擦れた所がなかったのです。
先生方に大事にされて学校生活を送っているんだろうなと感じました。

特に、オリンピック選手を輩出している部活動の生徒さんは、こちらがハッとする程しっかりとした気持ちの良い挨拶をしてくれました。

その時に、私立中学に入るのは「その中学の偏差値が高いから」や、「良い大学に入るためにその中学で学びたい」という理由ではありますが、1番大事なことは、学校で学ぶ礼儀や人間性だと感じました。

礼儀や人間性があってこその勉強だと感じました。

私立中学では、他県から来たり、親元を離れて部活動を頑張る子がいますので、お互いの良い所を学び合うことができるというのが非常に重要だと思いました。

勉強に、運動にと、どちらも明確な目標に向かって頑張っている子供達ですので、その環境に我が子を置いてあげれば、目標に向かって素直に学んでくれるのではないかと思いました。

また、勉強も運動でも結果を残している学校の雰囲気は、生徒さんのお互いの相乗効果で雰囲気が良いのも魅力的でした。

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オープンスクールに行って子供が感じたこと

子供は実際にいくつかの体験授業に参加させてもらい、感じることがあったようです。

英語に力を入れている学校では、英語が喋れる子が多く、ろくに外国人と話したことがない我が子は気後れをしてしまいました。

逆に、国語に力を入れている学校で、特色のある教材を使っている学校がありました。
その学校の体験授業では、我が子は生き生きと発言をしていたので、自分に合った学校がどこなのかは、子供でもはっきりわかったようです。

我が家の場合は親が良いと感じた学校と、子供が良いと感じた学校が同じで、それは最終的に受験する時までその気持ちは変わりませんでした。
むしろ、その後何回かオープンスクールでその学校に伺う度に、ここで学ばせたいと思う気持ちが強まりました。

もし、親と子の意見が分かれた場合には、勉強するのは子供ですので、やはり子供の意見を尊重した方が良いのだろうなと思います。

個別説明会で先生とお話をしてみよう!

オープンスクールの説明会の後には、個別相談というものがあるかと思います。

興味を持った学校の個別相談は、思いがけず良いお話を聞くことができるかもしれないので、是非先生方とお話をされてみて下さい。

私の場合は、対応して下さった先生に、気になっていた入学後の塾のことを聞きました。

だなりー
だなりー

御校は塾に通わなくても良いと伺いましたが、本当ですか?

先生
先生

本当です。私は高校の特進クラスの担任ですが、2〜3人しか塾には行っていません。授業数も他の学校より多く、課題もすごく多いので、塾に行く時間がありません。学年が進むと下校は21時以降になります。塾に行かなくて良いように、学校でしっかり教えます。

だなりー
だなりー

こちらの学校は土曜日も授業がありますよね。担任の先生は朝から21時過ぎまで担任を務めるのは過酷ですね。ちゃんと生徒を見てもらえるのでしょうか?

先生
先生

担任は2人制をとって交代で担当しておりますので、問題ありません。

だなりー
だなりー

こちらの学校はレベルが高いので、入学後に勉強についていけるかが心配です。入学後を考えて、今から塾に入れた方が良いでしょうか?

先生
先生

入学してから私たちが責任を持って教えますので、入学後を心配して今から塾に入らなくても大丈夫です。来年一緒に勉強できたら嬉しいです!

先生が最後に言って下さった「来年一緒に勉強できたら嬉しいです!」という言葉は、とても優しく、受験までずっと私の心の支えになりました。

まとめ

今回はオープンスクールに行った時の様子を書いてみました。
オープンスクールで見るべきポイントは人によりけりかもしれませんが、参考になさって頂けると嬉しいです。

オープンスクールは春から秋にかけて何回か開催されていますが、同日に開催されることも多いので、計画的に参加されて下さいね。

また、オープンスクールに参加しているのは小学6年生だけではなく、4年生や5年生もいましたので、早目に参加されても良いかと思います。

学校の雰囲気を感じたり、実際に先生方とお話することでその学校の特色もよくわかると思います。

オープンスクールに参加した時に貰えるノベルティも学校の特色が出ていて興味深いです。

中学受験をお考えの方は、早目に、そして計画的にオープンスクールに行ってみることをおすすめします。

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☆中学受験体験記

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