ANAマイル2万マイルを使って上海へ行ってきました。
上海ひとり旅3日目。
3日目は上海から杭州へ高鉄(中国高速鉄道)に乗って移動し、龍井茶の故郷へと行ってきました。
中国茶葉博物館(双峰館区)→中国茶葉博物館(龍井館区)→龍井村→老龍井→絶景カフェへと日帰り旅行です。
今回は中国茶葉博物館(双峰館区)までの記録です。
高鉄乗るぞー!
上海(上海虹橋)から杭州(杭州東)までの高鉄チケットはTrip.comで取りました。
日本語で予約できるし誰でも簡単に予約できるのでおすすめ。
所要時間は上海虹橋から杭州東まで約45分から1時間。150kmの道のりです。
料金は2等で1500円〜2000円位と格安です。

チケットを購入すると↑のようなチケット画面が発券されますが、この画面を改札で見せるとうわけでもなく。
QRコードもなく・・・チケットがないのです。
え、じゃ何を改札で見せるの?というと、チケットを買う時に登録をしたパスポートをスキャンすると乗れるというハイテクぶりでした。
高鉄の上海虹橋駅。
めちゃくちゃ広くて空港みたい。
改札入る前に荷物検査があるので余裕を持って50分前に駅に着くようにしました。





日本の新幹線と同じような感じで、快適な列車でした。
バスに乗って中国茶葉博物館(双峰館区)へ
杭州東駅に着いたら、地下鉄1号線に乗って武林広場へ。武林広場から3号線に乗り換えて黄龙洞(黄龍洞)へ。
黄龙洞(黄龍洞)から中国茶葉博物館へはバスで行きました。
87路のバスに乗り20分位で博物館のある双峰のバス停へ到着。
バスや地下鉄に乗るには時刻や所要時間、自分のいる位置などがわかる百度地図のアプリが超便利。
地下鉄やバスの支払いはalipayが便利で。地下鉄は4元(80円)バスは2元(40円)でした。
上海も杭州も地下鉄やバスがとても安いので助かります。


中国茶葉博物館(双峰館区)着いたー!
中国茶葉博物館は双峰館区と龍井館区がありますが、龍井館区はもっと山の上の方にあり、サブ的な位置付けなので、まずは双峰館区に来ました。


双峰に着くと茶畑が見えてきました。もうこの段階で感動で泣きそうに。
ここにくる数ヶ月前に龍井茶の茶摘みの方が主役の「西湖畔に生きる」という映画を観ました。
まさにこのあたりが舞台。
映画を観ていた時は、まさか数ヶ月後に杭州にいて龍井茶の産地にいるとは予想だにしていなかったので巡り合わせに驚き。
それに私は茶畑というものを1度も見たことがなく、これが茶畑かー!と大興奮してました。
ちなみにこの映画、すごく良いです。
茶畑を見ながら心の中で感動&興奮しつつ中国茶葉博物館へ到着。


ここが夢にまでみた中国茶葉博物館ですよー!いろんな施設があってけっこう広いです。

博物館のエントランス。「茶」
入場料は無料です!
上海博物館も入場無料でしたが、無料なのに、素晴らしい内容の展示です。





「七椀茶詩(七碗茶詩)」中国茶に関する有名な詩です。
茶を飲むごとに心身が浄化されていく感覚を描いています。
一碗喉吻潤,
二碗破孤悶。
三碗搜枯腸,唯有文字五千卷。
四碗發輕汗,平生不平事,盡向毛孔散。
五碗肌骨清,六碗通仙靈。
七碗吃不得也,唯覺兩腋習習清風生。
1杯目で喉が潤い、
2杯目で孤独や憂いが消え、
3杯目で知識が冴え渡り、まるで五千巻の書を読み解くようだ。
4杯目で体がほのかに温まり、不平不満が汗とともに流れ出す。
5杯目で全身が清らかになり、
6杯目でまるで仙人の境地に至るようだ。
7杯目はもう飲めない。両脇から涼やかな風が吹き抜けるのを感じる。
いつか私も書道の作品として書いてみたいと思っています。
↓このミニチュア可愛かった!


中国茶に関するものに囲まれて、とても幸せなひと時でした。
近いうちに必ずまた行きます!

陸羽さんです。
中国唐代の茶聖(ちゃせい)と称される人物で、世界初の茶の専門書『茶経』を著したことで有名な人です。
お茶飲んで、とてもいい顔をされています。


中国茶葉博物館に行くのは難しい?
私にとって中国茶葉博物館に行くのは、無謀な大チャレンジに思えました。
高鉄に乗って150kmも離れた杭州へ行き、バスに乗って中国茶葉博物館に行くなんて、一人では心細い。
英語は少しだけ、中国語は全く話せないですし・・・
でも、地図と乗り換えは百度地図、支払いはalipayがあれば、何も問題がありませんでした。
一人でも大丈夫です。
中国茶が好きな人にはぜひ行ってみてほしいです。
今回行くにあたって、参考にさせていただいたサイトがあります。
中国茶の大御所、あるちきさんのサイトです。
あるきちさんのブログに行き方や立地などが詳しく掲載されており、日帰り旅行のプラン作成に大変参考になりました。
ぜひ探して読んでみてください。
上海ひとり旅3日目はここまで。3日目はまだまだ続きます。
次は中国茶葉博物館の龍井館区へ続きます。
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